2008年01月28日

備忘録:JORF入力電圧。

アンテナをスペアナに直接つなげた場合に入力される電圧を測定してみた。
我が家にかなりの強度で入ってくるJORFと、その近くのJOLFを測定。おまけで、3925KHzと、12MHz近辺で見える強力波(多分KBSの日本語放送)。

■測定日時:2008年 1月28日 10:55ごろ
      50オームロード。

 303WA-2の場合
  JORF : -20 dBm 前後
  JOLF : -42 dBm 前後
  3925 : -62 dBm 前後
  KBS? : -50 dBm 前後

 スモールループの場合
  JORF : -34 dBm 前後
  JOLF : -56 dBm 前後
  3925 : -65 dBm 前後
  KBS? : -51 dBm 前後

スモールループは中波帯になると極端に感度が低下している様がよくわかる。だから、プリアンプとの相性がよいのだろう。
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2008年01月27日

興味深い灯台放送伝播。

実は昨日1月26日、プリアンプのテストをしていたのだが思いがけない時間帯に灯台放送が受信できた。
時刻は15時台。まだまだベランダの窓越しに日の光が見れる時間帯である。

■以下全て、2008年 1月26日の記録。

1535/灯台放送「くしろ」:1669KHz(USB)。RS 41。信号弱いも内容はほぼ聴き取れる。

1548/灯台放送:1669KHz(USB)。RS 31。局名取れず。あわしま のハズだが内容は50%程度取れる。

1552/灯台放送「たっぴ」:1669KHz(USB)。RS 41。信号弱いも内容はほぼ聴き取れる。

1556/灯台放送「しゃこたん」:1669KHz(USB)。RS 41。信号弱いも内容はほぼ聴き取れる。

どうも我が家のロケーションでは、北方向が良好なよう。確かにアンテナ設置は北側に面したベランダにおいてあるのだが、それでも、こんな早い15時台から、伝播してくるなんて驚きである。

以上、DE1103 + スモールループ + プリアンプ にて。
posted by 我楽思案 at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 受信記録

複同調回路。

先日作った3SK35のプリアンプ。スモールループで使っている限りではなかなか良好なものの、303WA-2につなげると混変調が激しく使えたものじゃない。
一体なにが起きているのか、スペアナに繋げて様子を見てみた。

20080127_2.jpg

この写真は、プリアンプを303WA-2に繋げて2MHzに同調させた状態で出力端子をスペアナで観測したもの。
これは酷い。綺麗に中波帯の各放送波が逓倍されて出てきている。303WA-2は長波〜中波の感度が良いこともあり、入力側に入れてある同調回路1段のみでは、スルーしてくる中波放送波があまりにも強力すぎるようだ。

対策としては:
 ・3SK35入力側にアッテネータを入れる。
 ・3SK35入力側にハイパスフィルタを入れる。
 ・複同調回路にする。
などが考えられる。
アッテネータつうのは取りあえず却下したい。だって、微弱な灯台放送を受信するために作ったプリアンプ。なんでわざわざ減衰させねばならぬのだ。
ハイパスフィルタつうのも、ちょっと微妙だ。灯台放送は1669KHz。JORFは1422KHz。こんだけの差しかないところで有効なローカット特性を得ることはかなり難しそう。
ということで、複同調回路を試作してみることに。
あ、そうそう。現在3SK35には3mA程度流している。本当は10mAぐらい流せば混変調的にも有利になると思われるのであるが006Pの9Vで駆動することを考えているので、5mAぐらいに押さえておくこととしたい。

20080127_2.jpg

トロイダルコアで複同調回路の実験。
いや〜、今日は、ほぼ一日、トロイダルコアばかり巻いていた一日であった。巻数でしかインダクタンスを制御できないのはこういうときにはほんと辛い。でも、周辺の影響を受けにくいトロイダルコアのインダクタは、そんな苦労をしてさえも、巻き巻きしたくなってしまうのである。
貴重品のエアバリコンは使いたくなかったので、手持ちの2連ポリバリで同調を取ることとした。最大容量350pFぐらいなので、下限同調周波数を1600KHzとすると、30マイクロヘンリーのコイルが必要。手元にあるトロイダルコアで適任そうなのは、T-50#2しかない。AL値が5なので、これで30uH得るためには77回も巻かねばならない。というか、現在稼動中の単同調回路は、T-50#2に77回巻いたのであるが、もうすごい大変だったので、もうこんなに巻きたくない。
というわけで、T-50#2を2段重ねにしてAL値を10とし、かつ、巻き線もバイファイラとして、54回巻き(バイファイラ線で27回巻き)とした。
いや〜、バイファイラにするとQがどうなるのか? とか、AL値はそのまま使ってOKなのか? などなど、いろいろ実験しながら作業したので、すごい時間がかかってしまったが、すごい楽しかった。

 ・バイファイラにしても、AL値はほぼそのままでOK。
 ・バイファイラにしても、Qはほとんど変わらない。

ということがわかった。

20080127_2.jpg

で、試作したトロイダルコアを使った複同調回路を2MHzに同調させた状態で3SK35フロントに入れ、303WA-2に繋げて出力端子をスペアナで観測してみたところ、なんと画期的な改善が見られた。
トロイダルコアなのでインダクタンスを変更できない。よって、トラッキングは取ってないというか、取れない(!)のであるが、なかなかよい感じに収まっている。この状態で電圧ゲインも20dBオーバー取れているので、まぁまぁいい感じにトラッキング取れているのかな。
トロイダルコアって、巻いたとおりのインダクタンスになるからね。
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2008年01月25日

プリアンプ効果絶大!

20080125_0.jpg

ジャンク箱のなかを漁ってみたら、3SK35なんつう懐かしい石が出てきましたので、この石使って、1.6〜4.0MHzのプリアンプ試作してみました。
先日作ったスモールループアンテナに、取りあえず繋げて聴いています。
ノイズがほとんど増えることなく、信号が「ふわっ」と浮き上がってくる様はまさに爽快です。とてもよい感じ。

今まで聴こえなかった1665KHzの潮流信号「おおはま」も、SINPO 43433 で入感します。しかし、この、1665KHzは同一時間に複数局が放送しているので、混信してみんなごちゃ混ぜで聴こえてきてしまい、わけがわからない賑やかさです。「いせわんマーチス」も、SINPO 33433 ぐらいな感じで、おおはまと混信しながら受信できます。
もちろんプリアンプ入れないと全然入りませんから、なかなかよい感じです。

灯台放送も、「みやこじま」除いて他は全部受信できました。

1800/青森県漁協:2445KHz(USB)。定時連絡。大変良好。RS59。

2115/ABC:2485KHz:SINPO 55444。大変良好。プリアンプオフするとキャリア確認がやっと。

以上、DE1103 + スモールループ + プリアンプ にて。
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2008年01月24日

備忘録:灯台放送タイムテーブル。

1670.5KHzで放送されている灯台放送を、時間をキーにソートしてみたタイムテーブルです。
完全に私個人用の備忘録。今日現在の情報です。

+--------------------+-----------------------+------------------+
| 通報時刻 | 局名 | 管理事務所等 |
+--------------------+-----------------------+------------------+
| 00分00秒〜02分20秒 | みやこじま | 石垣海上保安部 |
| 02分20秒〜04分10秒 | げさし | 慶佐次ロラン航路 |
| 標識事務所 |
| 06分30秒〜08分30秒 | とい | 宮崎海上保安部 |
| 10分40秒〜12分10秒 | あしずり | 高知海上保安部 |
| 12分10秒〜13分40秒 | むろと | 高知海上保安部 |
| 13分40秒〜15分10秒 | おおさかハーバーレーダ| 大阪海上保安監部 |
| 15分10秒〜16分50秒 | しおのみさき | 田辺海上保安部 |
| 16分50秒〜18分30秒 | だいおう | 鳥羽海上保安部 |
| 18分30秒〜19分50秒 | いろう | 下田海上保安部 |
| 19分50秒〜21分30秒 | はちじょうじま | 下田海上保安部 |
| 21分30秒〜23分10秒 | のじま | 千葉海上保安部 |
| 23分10秒〜24分50秒 | いぬぼう | 銚子海上保安部 |
| 26分30秒〜28分10秒 | きんか | 宮城海上保安部 |
| 28分10秒〜29分30秒 | とどがさき | 釜石海上保安部 |
| 29分30秒〜33分00秒 | しりや | 八戸海上保安部 |
| 33分00秒〜34分40秒 | えりも | 室蘭海上保安部 |
| 34分40秒〜36分20秒 | くしろ | 釧路海上保安部 |
| 36分20秒〜38分00秒 | おおせさき | 長崎海上保安部 |
| 38分00秒〜39分40秒 | わかみや | 唐津海上保安部 |
| 39分40秒〜41分20秒 | かみつしま | 対馬海上保安部 |
| 41分20秒〜43分00秒 | はぎみしま | 仙崎海上保安部 |
| 43分00秒〜44分30秒 | たこばな | 境海上保安部 |
| 44分30秒〜46分00秒 | えちぜん | 敦賀海上保安部 |
| 46分00秒〜47分40秒 | へぐら | 七尾海上保安部 |
| 47分40秒〜49分20秒 | あわしま | 新潟海上保安部 |
| 49分20秒〜50分50秒 | にゅうどう | 秋田海上保安部 |
| 50分50秒〜54分20秒 | たっぴ | 青森海上保安部 |
| 55分40秒〜57分50秒 | しゃこたん | 小樽海上保安部 |
| 57分50秒〜00分00秒 | やぎしり | 留萌海上保安部 |
+--------------------+-----------------------+------------------+

本日プリアンプ試作しました。バラックですが、現在テスト稼動中。すごい威力です。詳細はまた後日。
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2008年01月20日

スモールループアンテナいろいろ実験。

ここ数日、件の磁界検出型のスモールループアンテナをいろいろ実験していました。
いや〜、実に難しい。
詳細は結果がある程度まとまったら別途ご紹介します。今日のところはとりあえず中間報告ってことで。

ループのエレメントは細い同軸だと性能が出ないみたいだ。
理由はわからない(解析しきれていない)のですが、1.7C-2Vで横90cm x 縦70cmぐらいのシールドループを作ってみたのですが、前回3C-2Vで作ったものに比べるとやけにノイジー。急遽全く同じサイズで3C-2Vで張りなおしたらいい感じになりました。
どうも、細い同軸だと性能が出ないような感じです。なんでだろう。

大きければよいというわけでもないようだ。
今回、常設版として横90cm x 縦70cmぐらいのシールドループを作ってみたのですが、前回比較用に作ってみた小型のループと聞き比べてみると、確かに4MHz以下のローバンドであれば大きいほうが良好な受信状態なのですが、7MHz以上ではむしろ小型のほうが安定した性能を発揮するようです。さらに言えば、大型のほうが良好と感じる4MHz以下であっても、ノイズレベルは小型のほうが良好。これ、ひょっとしてプリアンプでゲイン稼げば、4MHz以下でも大型と対抗できるかもよ?
ってわけで、どうも大きければよいという単純な図式ではいかないようです。
というか、ここ市街地のド真ん中のマンションのベランダ設置のような状況であれば、電波を受信するという性能と同じぐらいにノイズ耐性が重要なファクターであります。より弱い電波を受信することはとても重要ですが、如何にノイズを拾わないか・・・という点は、もっと重要なのかもしれません。
ここ最近あーだこーだといろいろ実験してきた結果から、小さいシールドループにプリアンプっていう構成に、今、とても惹かれている私です。プリアンプは持ってませんので、近日中に取りあえずスポット周波数でもいいので作ってみて、実験してみたいと思います。

これとは別件ですが、今までリファレンスとしてきた303WA-2ですが、シールドループでなんとか同等以上のアンテナを用意できる目処が立ちました。303WA-2は大変コストパフォーマンスの高い、優秀なアンテナだと思うのですがベランダ設置で性能を出すためには、エレメントを天空斜め方向に突き出さねばならず、ほとんど目立たないとは言え(美観&管理規約上)多少気になる状態になってしまうことも事実でした。
これを解決すべくノイズに強いと言われているシールドループの実験を重ねてきたわけですが、なんとか実現できそうな目処が立ちました。これも、上記プリアンプ実験と共にまとまり次第ご紹介したいと思います。
posted by 我楽思案 at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 実験レポート

2008年01月18日

久しぶりにRAE。

1845/RAE日本語放送:11711KHz。SINPO 24332。久しぶりに聴いた。というか、平日のこの時間って、なかなかラジオのスイッチ入れる機会が無い。今日は仕事中にふと思い出してスイッチオンしてみた。
1830ごろからキャリアが強くなり、1835以降は放送内容も7割がた取れるような状態になった。
1900からは中国語局のQRM有りでもうダメ。

以上、DE1103 + 303WA-2 にて。

上記RAEであるが、KK-S500だと雑音が多くSINPO 24232 って感じになり了解度が落ちる。また、選択度もDE1103のNEWSモードのほうが良好であることも相まって、DE1103のほうが了解度高く受信できる。このような状況ではKK-S500の同期検波は完全に無力。
KK-S500 vs DE1103 で考えた場合、実戦闘能力はDE1103のほうが上か?
posted by 我楽思案 at 18:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 受信記録

2008年01月17日

灯台放送良好。

18時台から、各局良好に入感しています。
ここ最近、ローバンドのコンディション良い日が続いているようです。
しかし今日は(も)、寒かったです。

以上、DE1103 + 303WA-2 にて。
posted by 我楽思案 at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 受信記録

2008年01月15日

読み方。

最近のお気に入りアイテムであります中華ラジオ。メーカー名なのですが、なんて読む(発音する)のでしょう・・・?

Kchibo:ちぼ? けーちぼ? くちぼ?
DEGEN :でげん?

うーむ、どうでもよいようで、とても気になるこの問題。
posted by 我楽思案 at 11:40| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記

2008年01月13日

京浜ハーバーレーダー不調?

1045/京浜ハーバーレーダー:1665KHz。東京マーチス終了後にSINPO 45454 で良好に入っていたのであるが、1047ぐらいから突然変調が途絶えて(音声ラインが切れた感じ)キャリアのみ送信状態となる。
ん? 耳を澄ませば、すごい微かに変調乗っているか? ほんとすごい微か。AFラインの接触不良か?
1052になって、塩浜船舶通航信号所に切り替わって以降、音声復活。

以上、KK-S500, 303WA-2。
posted by 我楽思案 at 10:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 受信記録

2008年01月12日

今日も灯台放送良好。

21時台、各局大変良好に入感。しかし、昨日と比べて「カリカリカリ」って感じのノイズが非常に多い。夏場によく聴く空電ノイズのような感じなのであるが、これってまさに空電なのかなぁ。
今日の夕方〜夜は、寒気が流れ込んでここ横浜でも雪かも? みたいな感じの状況。こんな日には確かに空電が起きているのかもしれない。

以上、303WA-2, DE1103にて。
posted by 我楽思案 at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 受信記録

2008年01月11日

灯台放送各局。

今日は久しぶりに聴いてみたが、コンディションとてもよさそうな感じ。
21時台にも関わらず各局大変良好に受信できる。

しおのみさき かぁ。昔は2019KHzチームだったのだけどね。

大阪ハーバーレーダーのリアル男性(肉声)アナウンスを聴くと、ほっとするのはなぜだろう。

以上、KK-S500, 303WA-2。

ちなみに、279KHzのサハリンも、KK-S500、DE1103どちらでも大変良好(SINPO 55533:周期の超長いフェーディング有り)で受信できる。なんか怪しげな音楽がかかっている(21:21現在)。
長波ってのも、いいね。地表を這うようにやってくるロシアからの電波。想像しただけで鳥肌立っちゃう ^^)
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9840KHzベトナムの声。

2100/ベトナムの声:9840KHz。SINPO 54544。大変良好である。
これは、DE1103でNEWSモードで受信した場合であるが、KK-S500だと選択度が甘いために9845KHzに居る強力中国語局のQRMを受ける。KK-S500でのSINPOは、53543 って感じだ。
今日は12020KHzもよく入る。久しぶりに聴いた気がする。

以上、DE1103, 303WA-2。

20時以降の東京マーチス。本日は女性アナウンス。
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Web更新。

最近仕事が忙しくてあまり聴いてませんが、「もう一度大人になってBCL/SWL」更新しました。

DE1103の少しまとめや、昔に貰った灯台放送(船舶気象通報)やJJYの受信証(ベリカード、ベリレター)、KK-S500の外部アンテナのことなど、コンテンツを追加更新しました。

http://www.kani.com/bcl/ です。
posted by 我楽思案 at 13:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2008年01月04日

磁界検出型スモールループアンテナ実験その2。

20080104.jpg

写真だと少しわかりにくいが、1月2日に実験したスモールループアンテナのさらに小さい版の実験をしてみた。
以下のようなサイズで、構造は1月2日版と全く同じである。面倒なのでパッチンコアも省略され、メインの材料は室内にあった適当な材木と同軸ケーブル3C-2Vだけである。
   |<---- 50cm ---->|
+=======--=======+ ---
# # |
# # |
# # 37cm
# # |
# # |
+=======**=======+ ---
#
#

サイズはこんな感じ。相変わらず適当であるが、1月2日版の縦横約半分、面積比で1/4ぐらいのサイズを目標に作ってみた。
面積比で1/4ってことは、ループ内を通る磁力線の本数もその分少なくなるだろうから、ゲインも1/4になるのかな? なんて思いながら両者聴き比べてみたらまさに驚きの結果となった。
4MHz以上のSW帯においては、この両者の性能差はほとんど無いか、ごく僅かなものであった。場合によっては小型版のほうが受信状態がよいぐらいだ。
ナンなんだこのアンテナは。
以下受信記録。1月2日の大型版をKchibo KK-S500に、今日の小型版を、DEGEN DE1103に繋げての受信。受信スタイルとしては、KK-S500のほうがアンテナが大きいぶん有利かと思っていたので、KK-S500で受信状態のよくない波を探し、それをDE1103で聴いてみるというスタイルを取った。
大型版、小型版ともに水平に設置し、大型版はループの半分から上がベランダの手すりから出るような感じで、小型版は、ループ全体がベランダの手すりから出る状態で比較した。

13時半ごろ。表中5桁の数字はSINPOコード。

大型 + 小型 +
周波数[KHz] KK-S500 DE1103 備考
-------------------------------------
21660 15441 25542
21570 15431 25532 中国語

17810 34433 35443 ラジオジャパン
17770 45444 45544 何語かわからん

15000 44444 44444 標準電波
15185 43333 43433 何語?ギリシャ語?
15445 33343 44444 これも何語?
15455KHz 強力波のカブリあり
KK-S500のほうが酷い

12010 35333 35433 フランス語か?なんだ?
11915 24222 24232 中国語

10000 14221 14331 標準電波
9595 25332 25432 ラジオ日経
9535 24222 24332 ラテン語?
KK-S500はノイズレベルが高く厳しい

7165 13221 13221 英語っぽいか?
なにか居ることは確認できるのだが

7200 23232 23232 ロシア語?音楽

6030 25332 25432 中国語

1665 35443 15441 東京マーチス

765 35353 15351 YBS

401 35453 15451 ビーコン DF
389? 25452 - ビーコン JD
380 35453 15451 ビーコン XR
366 35353 15251 ビーコン TN
357 45454 25452 ビーコン RB
345 15251 - ビーコン YZ
DE1103は343KHzでJORFお化けで受信できず

338 45454 23352 ビーコン HM
DE1103はJOLF(1242KHz)お化けのQRM

279 1---- - サハリン
KK-S500ではキャリアのみ確認できる

14時半ごろ

15075 25332 35433 熱帯系っぽいゆっくりした音楽

長波ビーコンの周波数は、ラジオの表示読みなので1, 2KHzずれているかも。東京マーチスぐらいの周波数まで下がってくると流石に小型版だと厳しくなってきて、長波では大型版との性能差は歴然となるが、短波帯に関してみると、ほとんど同じ? ぐらいな受信状態である。
今回の実験を行ったきっかけは、マンションのベランダにこのアンテナを設置するに際し、やはり大型版は相当に目立つなぁ・・・と思い、なるべく目立たなくしたかったので小型化した際の性能劣化を調べてみようと思ったからなのであったが、この結果を見て、なんの躊躇もなく小型版採用の決断をすることができた。
私の大好きな東京マーチスや船舶気象通報の帯域で、大型版に比べてゲインが劣る点はなんとも残念であるが、プリアンプを作ってみたり、あるいは、このへんは303WA-2で聴くなりでまぁなんとか運用でカバーできるだろう。
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2008年01月02日

磁界検出型スモールループアンテナ実験。



結論からいうと、極めて興味深いアンテナである。
実は去年のうちに、そのへんに投げてあった3C-2Vを使って直径60cmぐらいの磁界検出型スモールループアンテナの適当な実験をやってみていたのであるが、その感触が、適当な実験であったのにも関わらず大変よい感じであったので、年明け早々ののほほんお屠蘇気分時に、すこしマジメな実験をしてみたのである。
今回実験した磁界検出型スモールループアンテナの概要は以下の図の通り。今回は対称型にしてみたが、前回の実験は非対称型であり、それでもよい感じであったので非対称型でも受信性能的には多分同じようなものと思われる。となると、バラン省略すれば防水加工等の面より、断然非対称型のほうが作りやすいので非対称型でさくっと作るほうがよいかもね。
なお、このアンテナの実験には以下のURLを参考にした。というか、まんまパクりである。
http://www.cepstrum.co.jp/hobby/magnetic_loop/2magnetic_loop.html
このようなリソースを公開してくれている有限会社ケプストラムさんには感謝である。



■今回実験したアンテナ。
都合、四角いアンテナとした。理由は、マンション暮らしのベランダ設置になるため、四角いほうが壁から離れたところにおける空間占有面積が大きくとれるため。
寸法は理論的根拠は全く無い。たまたま手持ちの角材の都合でこうなっただけ。
このアンテナをベランダに仮設してみたのであるが、仮設中に設置状況で受信状態がどの程度変化するのかあれこれやってみたのであるが、私の実験環境では思いのほか、設置状況に性能が左右されにくいアンテナであるという印象を持った。
実験のために、アンテナには長さ2m弱ほどの木の棒を付けて、あっちこっちいろんな場所に動かせるようにしたのである。
普通に考えればマンションの外壁から少しでもアンテナを遠ざけたほうが受信状況はよくなりそうなものであるが、今日の実験では、アンテナのループ面を水平に置いた場合、ループの半分程度がベランダの手すりより外側に出るぐらいの設置条件を確保できればOKであり、あとはアンテナを1m以上外側に出してもそう大きく受信状況は変わらないということがわかった。
これは手すりからの突き出し量が非常に少なくて済むということであり、常設する際には実に嬉しいことである。この実験をする前までは、ループを全部以上手すりの外側に出さないと性能が出なさそうな印象を持っていたので、夜だけ仮設の忍者Watch作戦しかないかなぁ・・・なんて、思っていたので。
また、ループ面を水平にした場合と垂直にした場合で受信状況を比較してみたが、全般的に水平にしたほうが受信状態は良好である。但し例外もあり、我が家で受信できる373KHzの長波ビーコンは、アンテナを垂直にするとS9オーバーで受信できるが水平にすると、S1ぐらいになってしまう。しかしながら、3MHz以上のSW帯においては、総じてループ面水平設置のほうがウチの場合は良さそうである。
そこで今日のところは、アンテナのループ部が30cmちょいベランダの手すりから外側に出るような感じでループ面を水平にして設置し、303WA-2と受信状況を比較してみた。

17時半〜18時すぎにかけて。

-----------------------------------------------------------
KK-S500(DX) IC-PCR1500
Small Loop 303WA-2
-----------------------------------------------------------
21660 BBC 44333 24332 英語
21990 CBS 34222 34222 音楽

17805 34333 24232 英語?
17635 45444 35333 中国語

15000 55544 45444
15135 45444 35433 何語?
15320 45433 35333 中国っぽい。

11895 44433 44433 賛美歌?韓国語みたい。
11720 35433 45444 中国語。

10000 45433 45433
9765 45433 35322 英語。
ケニアって言ってる?

9650 35333 25232 将軍様。
9500 33332 23121 中国語。
303WA-2では聴き取れない。

7165 35333 25232 中国語。

3250 45444 45232 将軍様。
-----------------------------------------------------------


18時半〜

-----------------------------------------------------------
KK-S500 DE1103
303WA-2 SmallLoop
-----------------------------------------------------------
21660 BBC 24232 24442 英語
21840 ??? 25222(DX) 25322 英語

17635 45433 45544 中国語

15135 15111 35433 何語?
15285 25222 35433 英語か?

11720 35433 45444 中国語。

9500 23222 33333 中国語。
7165 33222 24442 中国語。
303WA-2では聴き取れない。

3250 44333 44433 将軍様。
-----------------------------------------------------------


ベランダ実験は実に寒かった。
まず、今回実験したスモールループアンテナで特筆すべき点は、実にノイズレベルが低いってことだ。
303WA-2をベランダに設置してはじめて受信したときも、それまで使っていたワイヤーアンテナに比して実にノイズレベルが低いアンテナだと感心したのであるが、今回実験したスモールループアンテナはそれをさらに上回るノイズレベルの低さである。
磁界検出型と言う動作原理なんだそうだが、あの構造を見てみてもアンテナエレメントの大半がシールドされており、なんでこんな構造で電波を受けることができるのか極めて謎である。というか、いまいち動作原理が体感できないのであるが性能はなかなか素晴らしく、少なくとも私の環境では303WA-2と互角の性能を発揮している。
ほんとにノイズレベルが低いので、プリアンプで10dBぐらいは増幅してやっても全然問題なさそうであり、さらに戦闘能力を高めることのできるマージンを持っていそうである。
非同調型ってのもとても嬉しい。同調型はいろんな面でメリットあることはわかるが、なんと言っても同調型ゆえ受信周波数を大きく変えるときなど、調整に時間がかかるところが難点だ。また、1本のアンテナから2台のRXに分配供給するときなど、2台のRXで大きく異なる周波数を受信することができないという問題も生じる。

とにかく本日夕方以降に実施した、少しマトモな実験で磁界検出型スモールループアンテナはかなりポテンシャル高そうであることがわかったので、近日中にちゃんと骨組み作って常設状態にもってゆきたいところである。
posted by 我楽思案 at 23:43| Comment(6) | TrackBack(0) | 実験レポート

2008年01月01日

KK-S500 vs 303WA-2 ローバンド比較。

どうもSWハイバンド(17MHz以上ぐらい)では、KK-S500 and DE1103それぞれの、付属ロッドアンテナでの受信のほうが、それぞれに303WA-2を繋げたときよりも良好であることは明らかなようなので、夜になるのを待ってSWローバンドでの比較をしてみることにした。

時刻は、22時30分すぎ。KK-S500を用いて比較。

■1665KHz東京マーチス。
  • Sの差はほとんどないが、303WA-2のほうがノイズが低く、了解度高い。


  • ■3250KHz将軍様。
  • 303WA-2のほうが付属ロッドアンテナよりもSで1ないし2高い。


  • ■5000MHzどっかの標準電波。
  • 303WA-2のほうがSも強くフェーディングの谷も浅い感じ。


  • というわけで総じて303WA-2のほうが良好な結果となった。
    KK-S500とDE1103との間でそう大きな相違が無いことを確認済みなので、この結果はおそらくDE1103でも同様な傾向を示すものと推測される。
    よって、303WA-2は、SWハイバンドではKK-S500等の付属ロッドアンテナに負けるが、SWローバンド(体感では7MHz以下ぐらい)では、303WA-2のほうが総じて良好な結果を得られるって感じかと思われる。
    しかし別の見方をすれば、KK-S500もDE1103も、付属ロッドアンテナのみでかなりのポテンシャルを発揮しているということであり、303WA-2と同じぐらいの値段で買えてしまうことを考えると、そのコストパフォーマンスはかなり高いことは間違いない。
    posted by 我楽思案 at 22:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 受信記録

    KK-S500 vs DE1103 再び。

    元旦早々、実際の放送波を受信してみての比較。
    今日は主に、本体付属ロッド / 内蔵バーアンテナでの受信比較。すなわち本体のみでの性能比較。

    14時すぎ。ベランダでロッドアンテナ比較。
    +----------------------+---------------+---------------+
    | | KK-S500 | DE1103 |
    | 周波数 [KHz] / 局名 | DX / Local | DX / Local |
    +----------------------+---------------+---------------+
    | 21660 / BBC | 45444 / 25332 | 35443 / 25222 |
    | 3925 / ラジオ日経 | 55544 / 55544 | 55544 / 45444 |
    | 9595 / ラジオ日経 | 54433 / 44433 | 54433 / 34333 |
    +----------------------+---------------+---------------+


    14時すぎ。ベランダで内蔵バーアンテナ比較。
    +----------------------+---------------+---------------+
    | | KK-S500 | DE1103 |
    | 周波数 [KHz] / 局名 | DX / Local | DX / Local |
    +----------------------+---------------+---------------+
    | 765 / YBS山梨 | 35353 / 15251 | 35453 / 25352 |
    | 279 / サハリン | 15341 / 15241 | 25342 / 15241 | ※1
    | 1422 / JORF | 55555 / 55555 | - / 55454 | ※2
    +----------------------+---------------+---------------+

    ※1:DE1103のDXモードは混変調が酷い。
    ※2:DE1103のDXモードではRF段が過飽和になったようで、Sフルスケール
       ながら全くの無音状態になる。

    短波帯は、KK-S500がほんのわずかリードって感じ。感度は確かにKK-S500のほうが少し高いという感じだけど実は感度の差はそれほど大きなインパクトは無い。感度差よりもDE1103の混変調特性の悪さのほうが、インパクト大きい。DE1103は付属ロッドアンテナで聴いてもJORFの混変調が酷く、かなり不利というか、周波数によってはかなり不愉快な様子になる。
    長中波のバーアンテナ領域は、DE1103のほうが感度良好って印象であるが、しかしここでもDE1103は混変調が酷く、不利である。
    KK-S500も混変調が無いわけでは無いが、まだマシ。
    やはりRFフロントエンドは、KK-S500のほうが強そうである。

    次は、屋内に入って外部アンテナ繋げての比較。
    14時半すぎ。室内で303WA-2を2分配接続比較。
    +----------------------+---------------+---------------+
    | | KK-S500 | DE1103 |
    | 周波数 [KHz] / 局名 | DX / Local | DX / Local |
    +----------------------+---------------+---------------+
    | 21660 / BBC | 34333 / 14111 | 24222 / - |※3
    | 3925 / ラジオ日経 | 55544 / 55544 | 55544 / 45444 |
    | 9595 / ラジオ日経 | - / - | - / - |※4
    +----------------------+---------------+---------------+

    ※3:DE1103のLocalモードでは受信できず。
    ※4:303WA-2では全く受信できないが、ほぼ同時刻にKK-S500でベランダ
       ロッドアンテナ受信は可能(DXモードでSINPO 34333)。

    どうも、303WA-2を外部アンテナとして繋げた状態よりも、ベランダに出て本体付属ロッドアンテナで受信したほうが受信状態よいんだよなぁ。
    303WA-2との相性かな? とも思ったのだけど、303WA-2にIC-PCR1500繋げたときと、303WA-2にKK-S500 or DE1103繋げたときの様子にはそう大した差はなさそう。
    ってことは、303WA-2自体が、KK-S500やDE1103付属のロッドアンテナに比べて、ゲイン低いってことなのか? どうも腑に落ちない結果なのである。

    今日の比較の総括をすると:

    ■感度
  • SW帯:DE1103(Local) < KK-S500(Local) <= DE1103(DX) < KK-S500(DX)

  • MW帯:KK-S500(Local) < DE1103(Local) < KK-S500(DX) < DE1103(DX)

  • であるが、付属ロッドアンテナ/内蔵バーアンテナを使う限りにおいてはさほど致命的な差異は無い。どちらもなかなか感度良好である。

    ■混変調
  • MW〜SW帯通して、DE1103が不利。


  • といったところである。
    実際の使い方としては、KK-S500の場合はほぼいつもLocalモード固定で充分な感度が得られているので周波数を合わせるだけでだいたいOKであり、よほど信号が弱いときのみDXモードに切り替えるという使い方であるが、DE1103の場合は、常用がDXモードで、混変調が酷いシーンでLocalモードに切り替えたりSSBモードで復調してみたり(SSBモードにすると混変調が軽減されることあり)と、操作がやや忙しい。
    そんなところから、お気楽に受信できるのはKK-S500かな。しかし好みが分かれるかとは思うがDE1103の受信音は非常に明瞭度が高く聴こえ、なかなか良好である。
    posted by 我楽思案 at 18:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 受信記録

    謹賀新年(消えちゃったので再掲)。

    1150/ラジオ韓国KBS:11810KHz。SINPO 55544。大変強力。なんかすごい盛り上がっている。新年カラオケ大会やっているのか? よ〜く聴いていると、背後にごく微かなジャミング様のQRMがあるが、同期検波でUSBモードにしてみると、きれいさっぱり除去できる。シーンによっては有効に作用することが確認できた同期検波であるが、これほど強力な波だとそもそもオフでも全然Okであるのでう〜むである。DE1103と同時受信してみると、DE1103はDX Modeだと過飽和気味で音が割れる。Local Modeにするとよい感じ。KK-S500は年中Local Modeで運用であるが、全く良好に受信できる。

    以上、KK-S500, 303WA-2。
    posted by 我楽思案 at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 受信記録

    DE1103雑感。

    今日で実使用まだ3日目だが、初日の印象から少し評価が変わってきた。
    弱い局の了解度を上げる技として、SSBモードで受信すると良好になるってことに気が付いた。また、音質切り替えモードの MUSIC / NEWSは、どうやらフィルタの帯域が切り替わっているようであり、この点はKK-S500より一歩リードしている点だ。
    あと、大変不思議なことであるのだが、初日に動作が狂って初期不良判断したチューニングダイヤルの動きであるが、なぜかその後突然回復し、今日は大変スムーズに動いている。
    ただ、混変調特性はやはり DE1103 < KK-S500 であり、フロントエンドの性能はKK-S500のほうが上と思われる。
    さすがに元旦からオシロ立ち上げたりSGに火入れたりってのもアレかと思うので、詳細な測定は明日以降時間を見てやってみたい。
    感度特性だけは去年のうちに取ってあるのだけど、これもまとめて一緒に掲載する予定。
    posted by 我楽思案 at 11:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 使用機材雑感