2021年06月06日

自作長波受信機調整用テストオシレーター完成 (^^)/

こんな感じになりました。

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いやー、実はですね、先日基板実装してデータ取ってOKとしたユニットをケースに入れるべく、日課の散歩の足を延ばして我が自作の友サトー電気さんでケース買ってきたんです。

摂津さんのCA-60Wってヤツ。税込み802円です。これ。

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買ったはいいんですけど実際自宅に持ち帰って我がラジオ工作部屋で手に取ってみると、「ちょっとこれ豪華すぎね?」。

いつもの貧乏性が ^^)

なんかちょっと違う。こんなすごいマトモなケースに入れちゃったら負けというか、俺っぽくないみたいな。意味不明ですが。
と、いうわけでこのケースは別案件のために後生大事に取っておくこととして近所の百均(ダイソー)で物色して見つけたのがこれ。

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いい感じのブリキ缶。もちろん税込み110円です。
板厚も薄くパカパカしてますがVLFなら無問題でしょう。このチープっぽいけど必要にして充分な感じがいいですね。これに実装することとしました。
私は自作した機器や装置に銘板を付けることはしないのですが、なんでしょうかこのとってつけたようなフリーハンド銘板は。

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実はこれ、晩酌タイム後の自室ウイスキィタイム時に、ノリでスイッチ系の穴を開けたらその後、基板が干渉してスイッチが付かないことが判明し、無駄穴となってしまったヤツを隠すための銘板でした(爆)。

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ちゃんと考えて穴開けないとダメですね(アタリマエだ)。
開けなおした穴も、スイッチの並びが不揃いだったりしてやっつけ感満載ですが、性能に影響するところではないのでヨシとします。

中の様子はこんな感じです。

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短波ラジオに比べると随分と大らかな配線ですが、なんせ周波数が低いのでこれで無問題です。

最終的な仕様はこうなりました。

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■VLFオシレータ主要諸元

・発振周波数
 a) 19.5 - 27.4 KHz (0.30 Vp-p)
 b) 27.3 - 115 KHz (0.35 Vp-p)

・電源
 単四電池 x 2ヶ

・全消費電流
 3 mA
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私の要求仕様としては、20 - 27 KHz と 35 - 100 KHz を押さえたかったのでまずはOK。
消費電流も想定以下に仕上がりました。単四アルカリ入れとけば400時間はガチ持つでしょう。
毎日1時間使っても1年間は行けます。
posted by 我楽思案 at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年05月29日

自作長波受信機調整用テストオシレーター基板実装。

来週・・・すなわち5月31日(月)から、いよいよ本業多忙モードになる予定ですので、現在進行形であるこのVLF受信機製作プロジェクトも一旦整理しておくことにしました。
もちろんたまには息抜きで電子工作は継続しますが、今までのように毎日毎日やってるわけにもいかず(そりゃそうだ私も日銭を稼がねば・・・)、特にこのVLFテストオシレーターはBBのまま保存しちゃうとあとで「こりゃ一体なにしてたんだっけ?」状態になりかねません。
BB上で、良好な動作を確認済みなので部品を全部ハズしてそのまま基板に実装してみました。

こんな感じ。

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いっつもかなりぎゅうぎゅう詰めにしちゃうクセがあるので、毎回毎回あとからリワークが非常に困難になります。リワーク無しでいければそりゃ無問題なのですがなかなかそうもいかないので、今回はVLFだってこともあり、おおらかに実装してみました。

が、ですね。オシロで無変調出力波形を確認するとなんかヘンです。

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BB上では1石にしてはまぁまぁ綺麗だった正弦波っぽい波形が、見た目明らかに歪んでいます。
しかも出力電圧が倍以上に。

これ、BBあるあるなんですよね。接触抵抗が基板実装で減少することで動作状態が変わる。

む〜〜〜、このままの状態でSuspendってしまったらモヤモヤ感が残り続けて成仏できない・・・じゃなくて仕事に集中できません。

早速リワークです。おおらか実装にしといてよかった ^^)

半田コテでOSC出力用のピックアップコイルを基板からハズして無負荷状態にし、波形を見てみますとこの段階でもう歪んでいます。ということは、2SK30ATMの動作点がずれたことによる発振異常。バイアス点がズレたのかなぁ。
というわけで、ソースから発振コイル中間タップに接続されているラインの抵抗値を100Ωから1KΩにすることで解決。

最終的な回路図は、これ。

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抵抗値変更前後での波形比較。

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随分と正弦波っぽくなりました。相変わらず出力電圧はBBのときの倍以上ですが、まぁそれは由としましょう。

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最終的な実装状態。

これからこのブログも更新頻度激減するとは思いますが、それでも週いちぐらいでは更新できるかなー。
posted by 我楽思案 at 11:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年05月25日

自作長波受信機調整用テストオシレーター試作(その2)。

昨日検討した通り、変調波形に拘ると7石(さらに波形に拘ってツインT回路からAF信号出しだと8石)。お気楽力技で済ませれば3石・・・ということで、ここは軟弱にもさっくり3石で行くこととしました。
ま、実用上はなんら問題ありませんからねー。

全体回路図と変調波形シミュレーションです。その辺に転がってる部品の関係で、昨日の回路から若干のパラメータ変更があります。

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BBで組んで現実世界で稼働テストです。

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動作電源電圧範囲は、1.3〜4V。全電流2.5mAぐらい。単四電池2本で駆動予定です。

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これは1KHz変調信号。

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これは21.4KHzの搬送波。

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この二つを力技で混ぜるとこんな感じ。

実際に信号をAMモードで聴いてみますと、まぁまぁ綺麗な音が聴こえます。

今週中にはそのへんの空き箱に入れて、実用可能な状態にしたいと思います。
posted by 我楽思案 at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年05月24日

自作長波受信機調整用テストオシレーター全体設計。

自作VLF受信機の評価調整用に作ろうと計画したテストオシレーターですが、なんかですね、あれこれやってたら随分とオオゴトになってしまいました。

キャリアだけでなく、1KHzでAM変調ON/OFFできるようにって考えたのですが、振幅変調ってきちんとやろうとすると大変ですね。

まずはこれ。例のごとくいつもの我流力技で搬送波に無理矢理変調をかけます。

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この我流力技のよい点はなんと言っても変調が1石で済み、部品点数も少なく済ませることができるという点です。
こんなわけのわからん波形でも、AM検波すればいちおう音は聴こえますから目的は充分に達せられます。

しかしこの腐った波形、もう少しどうにかならんものでしょうか。
一番簡単なのは、出力段に同調回路を入れることです。これだけで相当綺麗になるのですが今回の発振器はVLFで20〜100KHz連続可変を計画しています。
原発はもうほぼ出来ているのですが、同調コイルが56mH、可変容量キャパシタに2連335pFポリバリコンをパラって使ってMAX:670pFの予定です。これに650pFの固定キャパシタをスイッチでパラるようにして2バンドで20〜100KHz連続カバーです。
これと同規模の同調回路をもう1コ出力段用に用意することは非現実的です。仮に用意したとしてもトラッキングが絶望的で(ギアドライブでPVCを2コ連動させれば可能ですが)使うに堪えない操作感となること確実です。

なんとかして出力段非同調で綺麗な波形を出せないものか・・・

で、行き着いたのがこれ。

20210524_01.png

なんじゃこりゃぁ〜〜〜 って感じの複雑さです。かなり以前、CQ誌に掲載されていたAMワイヤレスマイクの記事にあった回路図のパクりです。この回路を見たときはまさに驚きでした。
回路も回路ですが、「本当に1.5Vで動くのか?」って。

他のモジュールの都合もあるので3.0V(電池使用想定なのでシミュレーションは2.0V)仕様にしてますが。
これだと波形も大変綺麗。

さて、どうしましょうかねぇ。これで音声変調して誰かと通信するわけでなし、我が作業台の上ローカルでキャリアに「なんちゃって」でもいいので変調かけたいだけですから、お気楽な我流力技でもいっかなー・・・

posted by 我楽思案 at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年05月20日

自作長波受信機調整用テストオシレーター試作。

よほど酷い天候でない限り毎日、夕方に9Kmほど散歩しています。基本、仕事がデスクワークで、しかも自宅が我が仕事部屋ですから運動不足解消と気分転換兼ねて・・・って感じですね。

もう15年間ぐらいやってるかなぁ。

で、我が電子工作を強力にサポートしてくれるサトー電気小机店。ウチから歩いて片道5Kmちょい。すなわち往復で11Km弱のところにある電子部品屋さんなのですが、早速昨日の謎を解明すべく本日午前中、お散歩コースを少し変更してえっちらおっちら歩いて買い出しに行ってまいりました。

サトー電気さんとのお付き合いは相当長いです。私のサトー電気デビューは小学4年生のころですね。その頃は川崎に住んでましたので、川崎店さんに入り浸ってました。当時の自宅から徒歩5分ぐらいのところ。

初めて買ったものはいまでもはっきり覚えています。そう、あの、2SC372 です。

そもそも私は2SC372を買おうと思って行ったわけではなく、当時、ゲルマラジオに嵌りまくってた私は次にトランジスタを使ってみたいと思い、まずはどんなものなのか調べてみようと思い、サトー電気に行ったのでした。
今にして思えばとんでもないことしてたんだなぁって思います。お店のかた(五十嵐さん)とのやりとりは、こんな感じでした。

私:「あの〜、NPN型のトランジスタください。」
店:『・・・(はぁ?) 型番は?』

「なんでもいいです。」
『なんでもいいって言われても困るんだよ。なにに使うの?』

「なにってわけじゃないんですが・・・ちょっと調べてみたいんです。」
『じゃぁ・・・ これで使えるかどうかわからないけど、これでいいか?』

と、手渡されたのが、シルクハットの2SC372でした。
小学生の小坊主が突然店にやってきて、なんでもいいからNPN型のトランジスタくれと要求する。そりゃお店の人も困りますわな。

そんな懐かしい思い出のあるサトー電気ですが、お店は違えどかれこれ45年ものお付き合いです。すごいことですねこれ。
45年前、私の生活圏内にあって今現在も存続しているお店って、業種を問わずほとんどないんちゃいますかね。
サントイスもなくなっちゃったし、赤桃飯店も閉店しちゃたし。
しかしサトー電気は、まさに45年前のまま、今も存在し続けております。

冒頭からいきなり話が脱線しましたが、今日買ってきたものはこれら。

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FT82#75 を2コと、小さいブレッドボード。あと、店先で見つけた小さいスピーカーユニット等々。
BBは大きいヤツを1枚持っているのですが、今現在、VLF受信機試作回路が組んであり、バーアンテナをテープで貼っつけちゃったりしているのでバラしたくないんですね。
なので、フェライトコア買いついでにもう1コ、小さいのを買ってみることにしました。

LTSpiceによれば、昨日のハートレー発振回路で30mHの1240pFで19KHzで発振するというのです。なんかちょっと納得できにくいのですよね。私の計算(誰が計算しても同じ)によれば、1240pFで19KHzを発振させるには56mH要ることになります。30mHの1240pFだと26KHzぐらいになるハズ。
倍近く違うのですがまずはLTSpiceの結果を尊重して30mHでやってみます。

FT82#75で30mHを得るには、ちょうど100回巻けばよいことになります。

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こんな感じ。赤い太い線は発振信号のピックアップコイルです。
今日買ったBB上に、さっくり回路を組んでみます。1石の簡単なものなのでものの10分もあれば完成です。

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さっくり発振してくれました。
が、おい! 随分高いじゃないのよ! 26KHzで発振しています。くぅ〜〜〜、自分を信じるべきだった(爆)。

なんかやっぱり昨日の謎じゃないですが、中間タップを無理矢理こじつけて作ったモデルだと、おかしな結果になるんですかね?

結局このあと、巻き足して予定通りの発振周波数を得ることができました。
コイルの巻き足しってえらい面倒なんですよね。失敗こいたなぁ。初めに私の計算結果の検証からやっとけば、もしLTSpiceのほうが正しかったとしても巻きほぐしなので足すよりよほど楽。しかも今回の場合、私の計算結果が正しかったのでほぐさないでもよかったわけで。

今後の教訓としましょう。

しかしですね、こんな20KHz前後という可聴周波数域の発振回路をLCで組んだのは産まれて初めてです。普通、このへんだとRCで組みますもんね。

自作LC発振回路の最低発振周波数記録更新です (^^)/
posted by 我楽思案 at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年05月16日

40KHzJJYの自力受信に向けての計画。

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ここ数日というか数週間というか、時間があれば(時間が無くても)ずーっと、40KHzJJY受信機の試行錯誤を続けております。

思いの他、手強いです。

中波や短波に比べて異様に低い周波数ですから、多少の配線の取り回し程度はアバウトでもいいんじゃね? なんて思っておったのですが実際にやってみるとひじょーに難しい。
とにかく回り込みによる発振を防ぐことが大変難しい(というかまだ出来てない)。

と、言うわけでいままで試行錯誤してきてわかったことを一旦ここにまとめて、今後は思いつくままの試行錯誤ではなく少し論理的に実験計画を立ててみようと思います。

このままやってたら、私の寿命のうちに完成の日を見ることができそうにありません。

●巨大バーアンテナは扱いが非常に難しい。

昨日のJJY初受信成功の記事にありますフェライトバー4本の巨大バーアンテナ。感度は非常に高いのですがその分これから発生する磁界も強力で、これが受信回路にダイレクトに結合して再生検波回路を組んでないのに勝手に再生検波になってしまいます。
安定した状態で勝手に再生検波してくれるのであればそれはそれでよいとも言えるのですが、コントロールできない帰還ループなのでこれは受信機ではなく暴走発振器であり、許される状態ではありません。
また、発振が完全正帰還の深い発振ですので、再生検波のような、ギリギリで発振しているかしてないかわからないぐらい発振している状態(= 最高感度状態)にすることができません。

但し、感度は凄まじいものがあり、以前、味見で作ってみた5mHのバーアンテナとこうして同じ場所で40KHzの受信状態を比較すると、体感で20dB以上の差を感じます。

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Sメーターで言えば、S0だけどキャリアは充分確認できるという状態と、S9+でガンガンに入るぐらいの差があります。

というわけで、まずは巨大バーアンテナは封印し、この味見で作ったチビアンテナでしばらくは受信回路を試行錯誤しようと思います。
この味見アンテナであれば、再生発振状態は充分にコントロールできます。こんな感じ・・・

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で、帰還コイルの結合度を指で調整すれば、発振したり止めたりが可能です。勝手に暴走発振状態にはなりません。

●再生検波回路自体の再検討も必要。

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これが今、使っている再生検波基本回路です。
ちょっと変わってるというか、「これ要るんか?」ってのが検波用のダイオードでしょうか。
まずは、[RF1段] - [検波] - [AF1段]  という構成で始めて、途中で帰還回路を入れたためこんなことになっているのですが実際に実験してみますと、検波用のダイオード入れたほうが全体ゲイン上がるんです。
と、いうことはこれ、再生検波で無しに、再生高周波増幅1段ってことなんですかね? 再生高周波増幅ってのもわけわかりませんが。

なにはともあれこの回路で味見バーアンテナならば、きちんと再生発振を制御できています。
但し、巨大バーアンテナだと、基板実装の上にUHF帯RFフロントエンド並のシールドしても異常発振を止めることができませんでした。

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これが巨大バーアンテナでは玉砕したユニットです。結構自信満々で作ったんだけどなぁ。

●基準電波が欲しい。

やっぱりこういうことを始めると、オシレーターが欲しくなります。
長波帯を発振できる発振器は持っておりませんので、なにはともあれここはまず、20〜100KHzぐらいを発振可能な発振器を作るか買うかしたいと思います。

今後はこんな感じで進めたいと思います。

1) 基準電波の元を用意する。
2) 再生検波基本回路の吟味。
3) 味見バーアンテナで40KHz/60KHz標準電波専用受信機初号機を作ってみる。
4) 初号機を作ってみた知見をベースに巨大バーアンテナで20〜80KHz受信機弐号機を作る。

いや〜〜〜、こんなにハマるとは思いませんでした。
ブレッドボードでさっくり作って、40KHz、次に60KHz、そして25KHzと22.2KHz受信できれば気が済むだろうと思っていたのですが実際に作ってみると非常に面白い。
毎日ひたすら無限に秒信号だけしか聴こえない電波を受信していったいなにが面白い? って感じですが、これが面白いんです。

なんで面白いのか、私にもワカリマセン。こういうのが好きなんでしょうね。理由は無い。

敢えて言うなら・・・出ている電波ならなんでもかんでも、自分で作った受信機で受信してみたいってことでしょうか。

小学6年生のころだったか、産まれて初めて作った短波ラジオで、朝から晩まで一日中ジャミングを聴いていたことを思い出しました。
あんなもんも、聴いててなにかわかるわけでもなく、送信内容自体になにか意味があるわけでもない(いやあるのかもしれないけどあったとしても軍事機密だから知りようが無い)のに、聴いてて面白かったんですよね。
posted by 我楽思案 at 15:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年05月13日

【祝】40KHzJJY自作長波受信機で初受信!

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昨日午後、自宅(@横浜市港北区)マンションベランダにて、自作2石ストレート受信機で40KHzJJYの受信に成功しました。
備忘録として記録しておきます。
受信日時:2021年 5月12日 15時〜
受信地 :自宅(@横浜市港北区)マンション北側ベランダ
受信機 :自作2石ストレート受信機(2SK192A + 2SC1815)
アンテナ:180mmフェライトバー x 4本 x φ0.18PEWを487回巻き

周波数 :40KHz
受信状態:RST = 559
コメント:
15時15分からのJJYモールス送出を明瞭に確認。
屋内だとノイズまみれで一切受信不能。
ベランダに出ると一気にノイズが減り、思ってた以上に強力に受信。
60KHz / 佐賀県はがね山も、RST = 519 で受信。
室内で実験中、外部アンテナ繋いだりあれこれしても全然かすりもせんのでベランダに持って出てみたらなんと、さっくり受信できました。
音をお聞かせできないのが残念なのですがそのワケは、AF出力にアンプを繋げると「びぎゃぁぁぁぁ〜〜〜」と発振してしまい、これをどうにも止められないからです。
なので、ホンモノのクリスタルイヤホンで聴いています。

自作受信機で実際に受信できるとこれ、実に面白いです。これ、20〜70KHzぐらいのVLF〜LF受信機として完成形にまでしてみたいと思いました。

現状さまざまな問題点があります。

●再生かけてないのに発振が止まらない。

無帰還のストレートで構成してみても発振します。
今回、LF受信回路を実際に作ってみて思ったのですが、従来の感覚で作るとダメですね。
普通のラジオなら、RF部とAF部って明確にわけて考えることができます。例えばRFCでアイソレーション取るとか。
ところが25KHzとか40KHzっていうとこれはもう、可聴周波数粋のちょい上・・・すなわち、ほぼAF部と同じ帯域なんですよね。
なのでこれ、AF出力からの同調回路系回り込みで発振しているんだと思います。
でも、発振していたおかげでJJYのモールスも綺麗に復調できたので今回に関してはラッキーでした。

●自励式再生帰還はムリか?
受信周波数がほぼAF帯ということから、帰還コイルによる発振制御は難しい印象です。
もう少し粘ってみますが、ダメなら他励式として発振専用に石を置く方針でいこうと思います。

ほかにもすったもんだ散々。
バーアンテナが事前に計画したインダクタンスにならずに再生コイルを潰して同調コイル延長巻きしてみたり、なぜか知らんが前回の適当な受信実験のときはきちんと帰還制御できてたのが今回は無限発振状態になったり・・・
少しマシになったら回路図等もご紹介していこうと思います。

しかしですよ、こんだけデカいバーアンテナ巻いても室内ではロクに受信できずなのにこいつは一体どんな謎の技術を使っているのでしょうか・・・

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posted by 我楽思案 at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年05月10日

超長波受信用同調コイルを本気で巻く。

昨夜、晩飯を終えて我が仕事部屋でのウイスキィタイム。
急になにを思い立ったか、「そうだ。VLF受信用同調コイルを巻こう!」。
ガラクタ収納箱を漁ること数分、使えそうなフェライトバーを4本ゲット。

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これを束ねてテープで止めます。

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その辺にあったリード線を適当に巻いたら5回巻けました。
インダクタンスを測ってみると8uHぐらい。

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今日(というか昨夜)はここまで。
巻くのは明日にしましょう。ウイスキィ片手にコイル巻きは、途中で面倒になって大惨事になる可能性が大です。

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というわけで夜が明けて今日。

先日あまりにもざっくりと作ってみた40KHz再生検波ラジオですが、どうもこう、釈然としない結果のまま、放置ってしまいました。
steinberg UR12によるVLF受信環境も整備されたことですし、ここはいっちょ、少し本気でVLFラジオ製作に再チャレンジしてみようと思います。

まず、なにはともあれ同調コイルです。

前回はなんとなく適当というか長年の勘というか、巻ける長さの関係というかで、5mHの同調コイルを巻いてみましたが実際問題、同調回路が最も効率よく動作するインダクタンスとキャパシタンスの比率ってどのぐらいなんだろう? と思ってですね、午前中いっぱいかけてLTSpiceでシミュレーションしてみました。

こんな回路です。

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40KHzターゲットでインダクタンスとキャパシタンスを変えてあれこれやってみると、だいたい、uFとpFが同じぐらいの値の時にQが最大付近になるようです。

例えば、40KHzだと4000uHと3957pF。
25KHzだと6400uHと6332pF。
75KHzだと2100uHと2144pF。

面白いですね。
25〜40KHzターゲットとすると、5000uH(=5mH)あたりが妥当な線で、前回作ったざっくり同調コイルはかなりいい線行ってたようです。

ただ、今回は少し本気でVLFラジオを作るつもりなので、スポットで無しにある程度受信周波数を可変したいです。
となると、キャパシタンス可変範囲が限定されるとした場合、インダクタンスが大きいほうが可変範囲を大きく取れるので便利です。
と、いうわけでなんと! 40000uH(=40mH)の同調コイルを巻くことにしました。
こんな大きなインダクタを自分で巻くのは産まれて初めてです。

昨夜発掘、プレ調査したフェライトバーに巻きます。
5回巻いて8uHでしたんで、40000uHを得るためには354回巻く必要があります。
せっかく巻くので、巻き途中に 4、8、16mH 目処でタップを出しときます。こうしておけばいろいろ実験できますしね。
アンテナコイルは長年の勘で40回巻、再生コイルは25回巻でいいでしょう。前回のざっくり実験の時は、5mHで50回再生コイル巻いたら帰還が強すぎてほとんど微調整できんかったですので。

と、いうわけでえっちらおっちら巻いたんがこれ。

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綺麗ですねー(自画自賛)。
今日はコイルの巻き過ぎで手のひらの指の付け根がつりそうなので、ここまででお仕舞い。
後日、これをまな板の上にセットして、自作VLFラジオの基本同調回路とします。
posted by 我楽思案 at 13:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年05月06日

USBソフトウェアラジオ「MSi.SDR」入手&受信テスト。

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これです。
先月下旬にAliExpressでオーダーしたのですが本日到着しました。
10KHzから受信できるという謳い文句なのでVLF受信機としてどーなのよ? って感じでコミコミで4〜5千円だったこともあり、ポチってみたのですが結論から言うとVLF受信機としては実用にならんといった感じでした。

ひょっとするとJORFの抑圧喰らって感度が出てない可能性もあるので、気が向いたら100KHz以上をカットするようなLPF作って追評価するかもしれませんがきっと気が向きそうにありません。
USBサウンドインターフェースのsteinberg UR12のエレキギター入力にアンテナぶち込んで聴いたほうがかなり実用的であります。

まぁねー。やっぱりこういうアナログ信号処理って最終的には物量がモノを言いますわね。こんな小さくて軽くて安いユニットで、10KHzから2GHzまでをきちんと受信できたらいいな〜なんてのはあまりにもムシが良すぎる希望です。

しかしながら、きちんと受信できなくても、さらりと受信したいのであればこれはかなり面白いデバイスです。
VLF帯に潜む謎電波を追うなんつうことは考えず、そこそこ普通なポケットラジオがPCから制御できてしかも長波から極超短波までマウスクリックのみで受信できちゃうってのはアナログラジオでは到底実現できない芸当です。

と、いうわけでMSi.SDRは押入れの奥〜〜〜のほう送りとなりました ^^)



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2021年04月27日

VLF時報局ロシアのRAB99受信。

受信日時:2021年 4月27日 11時ぐらいから。
周波数 :25.0 KHz
受信機 :Steinberg UR12 / HDSDR 2.81.00
アンテナ:303WA-2
     303WA-2をUR21のHi-Z(エレキギター入力)に直結。
     入力ゲイン最大。
自宅でのVLF受信テスト。どうにか受信できました。
流石の303WA-2もこの帯域ではかなりノイズを拾います。
近々、磁界ループアンテナを作る予定です。

11時すぎにキャリアONですが、11時06分まで延々と無変調ですので06分のコールサインモールス送出のところから動画にしています。
JJYのつもりでいたらかなり高速でびっくり。
posted by 我楽思案 at 11:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年04月26日

【目標設定】JJY/40KHzを室内バーアンテナのみで受信可能なラジオを自作する。

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目覚まし時計です。
って、言われんでも見ればわかるわ! ってツッコミ入りそうですが、これ、昔からほんとうに不思議なんです。
1,500円ぐらいで買ったアナログ電波時計なのですが、我が住居(鉄骨マンション)の窓の無い和室(寝室としている)において、毎日ちゃんと40KHzを受信して時刻を校正しているのです。
我が家でもっとも正確な時計が、この目覚まし時計なんです。

我が住居は南北に吹き抜けるようになっており、北側は我が仕事部屋、南側はリビングとなっており、その間にこの和室があるのです。
普通のラジオでは地元中波AM局ですらまともに受信できないほど電波的には劣悪な環境で、こんな(感嘆の意での「こんな」です)小さい、たかだか(称賛の意での「たかだか」です)数cmしかないであろうバーアンテナのみで、40KHzを受信してるんですぜ?
電波時計というものがこの世に出たとき、私はその校正周波数が40KHzと聞いて、「外付けアンテナ付けるんかいな?」って本気で思ったものです。
こんなんで40KHzを聴いてるなんて、元ラジオ少年てきには信じられん感覚なのです。

と、いうわけで、元ラジオ少年として当面の目標を:

JJY/40KHzを室内バーアンテナのみで
受信可能なラジオを自作する。


と、しました。
元ラジオ少年として(しつこい!)、こんなの(嘆美の意での「こんなの」です)に負けるわけには行きません。
最終的にはロシアの原潜向け通信波の受信を目指しますが、まずは正体が明らかな40KHzを目標とします。

steinberg UR12の導入により、VLF受信のリファレンス環境も整いました。産まれて初めて、いよいよ可聴周波数帯域の電磁波受信に挑みます。

って、すっかりVLFに嵌ってしまいましたぜ。夜な夜なヒマでないときにもわざわざ時間を作ってUR12で聴いてますが、実際聴くと思ってた以上に面白いです。

謎電波が多すぎる。
posted by 我楽思案 at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年04月24日

気を取り直して・・・40KHz受信成功 (^^)/

キャノンコネクタへのバランス接続はまずは置いておくとして、エレキギター用のHi-Z入力にアンテナを繋いでみることにしました。
エレキ出力は200mV〜500mVオーダーですから期待はほとんどしておりません。

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303WA-2を蓑虫クリップで直結です。
INPUT2 GAINダイヤルを徐々に上げていきますと・・・なにやら見えてきます。

なんと。さっくり受信できちゃいました。



受信日時:2021年 4月24日 14時45分33秒ぐらいから。
受信機 :Steinberg UR12 / HDSDR 2.81.00
アンテナ:303WA-2
     303WA-2をUR21のHi-Z(エレキギター入力)に直結。

思いのほか、強力です。
60KHzは受信できず。
15〜30KHぐらいになんかいろいろ居るのですが現在時点で詳細不明です。22.2KHzのJJIも電波らしきものは受信できるのですがJJYみたいにモールスでコールサイン打ってくれるわけもなく、これがJJIの電波なのか確認の術がありません。

この状態でもノイズフロアがかなり高いです。長波〜超長波帯はノイズとの戦いだという話はよく聞いておりましたが、いくらHi-Zとは言え数百mVフルスケールの信号ラインでこんだけノイズが見えるってのはかなり過酷です。
下手にプリアンプなんか入れないほうがいいような気がしてきました。

まずはVLF専用の磁界検出型のアンテナを作るとしましょうか。

なにはともあれ無事、VLF受信デビューを果たすことができました(前回の自作40KHz再生検波ラジオはなにを受信したのか確認できてないので現在時点ではVLF受信デビューには入れてません)。
posted by 我楽思案 at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

VLF受信機フロントエンド(違)入手!

ヤフオクで落札したVLF受信機フロントエンドUSBオーディオインターフェース「Steinberg UR12」が昨日、到着しました。

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192KHz /24bitレコーディング対応ですので、これで96KHzまでの電波を受信することができるハズです。
早速状態確認を兼ねて、分解清掃です。
外見上使用感はあるものの、過去に蓋を開けられた形跡は無く、内部は至って綺麗な状態でした。

R0014892.JPG

かなりしっかりしたツクリです。部品もハイグレードな高級品を多用してるなぁ。こういう目に見えないところでのリキの入れ方で、その製品の本質が見えるように思います。

R0014891.JPG

日常生活に支障ない程度に潔癖症気味(←マジです)なので無水エタノールを使って隅々までClean upします。小さい穴は焼鳥串にキッチンペーパーを巻いて、それに無水エタノールを沁みこませてぐりぐりと。
この徹底したクリーニングはコロナ禍とはまるで関係ありません。物心ついたころからこうなんですよね。
例えば2011年6月にウクライナから個人輸入したこれなんか、新品なのに全バラしてクリーニングしないと気が済まないという。

自分の指の油(指紋)ですら気になるほど。自オフィスで仕事していても、手が汚れたわけでもなんでもないのに1時間に1度ぐらいは石鹸で手を洗ってます。
特別脂性ってわけでもないのですが。

他人が触った電車のつり革とかぜったい掴みたくない人間です ^^)

でも不思議なことに、海岸沿いを歩いてて謎の海藻が漂着してたりすると、「なんだこりゃ?」とか言いながら手に取ってそのまま生で食べてみたり、木の実をもいでかじってみたり。

なんか、人間界のもの限定で拒否反応を示すんですかね?

そんなわけで(どんなわけだ)綺麗になったUR12、ヤマハのサイトからドライバソフトをダウンロードしさっくりPCにもつながり、「まずはマイク端子にアンテナ繋いでみるか」と思うわけですがマイク端子はXLR(キャノン)コネクタ。
そんなものウチにあるわけないよなぁ・・・と思いつつもその辺を探してみるとなんと転がってました(爆)。
なんでこんなモノがウチにあるのだ? ま、あったので由とします。
ちなみにキャノンコネクタのキャノンはキヤノンではなくキャノンです。なんのこっちゃ。

R0014909.JPG

「このコネクタのピン配ってどーなってるんだ?」

って調べてみたらですね・・・これってバランス伝送だったんですね。高周波の世界でいうならば平行(平衡)フィーダー。身近なところで言えばむかーしのTV受像機やFMチューナーに使われてました。
これは面倒くさいことになったぞ。180度位相をひっくり返す回路を入れねばなりません。マイク端子に入れるのやめて、あと100倍増幅してエレキギター入力に入れようか・・・なんて思いつつも、このXLRをRCAに変換するコネクタがあるかと思い検索してみたらありました。

で、回路図があったので見てみたらこれがまた驚きなんです。
こんなの。

XLR-RCA.png

なんと。GNDとColdを短絡してGNDとし、HOTを信号線として扱うという力技。
確かに機器の入出力に短絡対策用に抵抗が入っていればこれでも音が出ないこともないですが、こんなんでいいのんか? パッシブでやるなら変換トランス使わないとダメちゃうの?

と思いつつさらに調べること数分。こういうのもありました。

XLR-RCA2.png

これだよこれ。これが正しい バランス:アンバランス変換 です。

なんかここまで調べていたらだんだん面倒くさくなってきた ^^)
せっかくXLRプラグがあったというのに、これにきちんとバランス入力させること考えたら、やっぱどう考えても2SK170GRをもう1コ増やして200mVレベルまで増幅した信号をアンバランスエレキ入力に入れるほうが楽です。

その線でプリアンプ設計しなおそっと。
posted by 我楽思案 at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年04月22日

72dBのゲインを持つプリアンプ再考。

VLF受信用のプリアンプ。昨日はオペアンプでさっくり作るつもりでいたのですが、よくよく考えたら(よくよく考えなくても)VLFって周波数的にはオーディオ帯域じゃないですか。
ディスクリートでも3石ぐらいで72dB(4000倍)ぐらい出せそう。
と、いうわけで早速LTSpiceでシミュレーションしてみました。
2SK170GRを2石使って電圧増幅の後、2SC1815GRのエミッタフォロワで低インピーダンス出しとします。
こんな感じになりました。

20210422_01.png

電源電圧を 40V という異様に高い値にしたのは、ファンタム電源から引いてくることを想定してです。
100KHz / 0.5μVp-p の入力を、ほぼほぼ 2.0mVp-p まで増幅します。72dB達成です。
周波数特性はこんな感じ。

20210422_02.png

30KHz以下は74〜75dB。72dBポイントは90KHzです。VLF帯に関して言えば充分なゲインです。
90KHz以上はだらだらとゲインが下がっていき(なんせオーディオ用FETですから)、中波放送帯に入る500KHz付近で60dB、1000KHzで54dBと、VLF帯比でマイナス20dB水準。ちょうどよい具合にゲインが下がっていきます。
JORFの強電界から逃れるためにLPFが要るか? と考えていたのですがこれなら要らないかもですね。

なんとなく見た感じもこちらのディスクリ回路のほうがシンプルで低ノイズっぽい感じがします。
全消費電流も 7mA 程度と、バーブラウン高速オペアンプより省エネですし。

まずはこちらをさっくり作ってみることとしましょうか。

posted by 我楽思案 at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年04月19日

USBサウンドアダプタ購入。

アマゾン見てたら192KHz / 24bitのUSBサウンドアダプタが999円で売ってたので即ポチってみました。
これで、96KHzまでPCのサウンド入力で見えるようになるので、VLFのクロスリファレンスに使えるぞーと意気込んでいたのですが製品仕様を見たらなんとUSB Type-C。
今、メインで使ってるPCはType-Aしか付いてません。速攻キャンセルしようと思ったらもう出荷済み! たった30分間ぐらいしか経過してないのに、なんで今日に限ってこんなに仕事早いん?
仕方ないので変換アダプタを今度はヨドバシでポチ。プラス463円の追加出費となってしまいました。トホホ・・・

で、それはいいとして、PCサウンド入力からの信号を表示するスペアナソフトを試しにいくつか使ってみたのですが、検波して音声出力してくれる機能を持ったソフトがありません。

って、当たり前ですよね。サウンド入力からの信号を表示するソフトなんだから、普通はすでに音として聴こえてるものをサンプリングするわけです。サウンド信号を検波するなんつうニーズはあるわけない。

と、いうことは、波形で見ることができても検波音としては聴けないわけか。
ややこしいことになった。どうしよう。

いずれにせよやっぱコンバータが要るか。
posted by 我楽思案 at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

アレはいったいなんなのか?(夜も眠れない←ウソ)

昨日紹介しましたこの謎電波。40.0KHzを受信しているつもりなのですが明らかにJJYではありません。



わけがわからず、あんま面白くもなかったので深追いせずに終了予定だったのですが、これ、よ〜〜〜く聴いてみると、モールス符号の "X"(−・・−) に聴こえます。
こんな長波の下のほうで "X" を送出している局なぞ聞いたことありません。これはいったいなに?

と、いうわけで少し深追いしてみることにしました(爆)。

しかしそれにしても昨日、40KHz専用再生検波ラジオ作って感じたのは、ここらへんの周波数を自作機で探索するのはえらい大変だってこと。
フェライトバーに巻いたコイル、真ん中で36KHz付近で同調。端っこで40KHz。めいっぱい動かしてたった4KHzしか動けません。中波用バーアンテナで同じことしたら、500KHzから1000KHzぐらいまでは楽に動きます。
同調キャパシタも4400pFですから、そのへんのバリコン繋いだぐらいじゃぁやっぱあまり動かない。

すなわち、周波数的にはピンポイントなラジオになってしまうということです。これがつまらない感じになる大きな理由のひとつです。

20〜60KHzぐらいを連続して受信できるクロスリファレンス環境が欲しいところです。

どうしようかなぁ。

10MHzのオシレータがあるので、これを原発にしてコンバータを作って、自作再生検波短波ラジオで受信するか。
10.02MHzで20KHz、10.04MHzで40KHzを受信するような感じで。

あるいはPCサウンド入力にいきなりアンテナ繋いでソフトウェアラジオで聴く?

ちなみに私はたいへんに寝つきの良い人間でして、どんな環境下でも横になると数分で寝ちゃいます。
仕事の納期が迫っていようが確定申告に追い詰められようが、大事なプレゼンのある前日だろうが大学受験の前日であろうが、横になるとスイッチ切ったようにぱたっと寝てしまうのです。
よく、旅行に行ったり出張したりで枕が変わると寝られないって話を聞きますが、私に限っては産まれてこのかたそんな思いをしたことありません。

良くも悪くもストレスというものをまるで感じないようなんです。どんなに苦しくて過酷な状況でも、それ自体を楽しんでしまうようなところがあります。23歳のころ、謎の奇病(後にかなり重度のギランバレー症候群とわかる。自己免疫暴走で自分の神経系を自分の免疫が破壊してた。)に罹って首から下が麻痺し自発呼吸も困難になり、人工呼吸器を用意され、でも意識ははっきりしてるし五感は正常。主治医には「(退院まで)4、5年かかるかもしれないから、焦らずじっくりやりましょう。私も治療には全力を尽くします。」って言われたときも、悲観は1ミリもなく、「この状態でどうやって今後生きていこうか。」「頭だけはマトモだから頭脳を使って収入が得られる方法を考えないとな。」なんてことを思いつつ、毎日爆睡してました(爆)。

床屋さんで顔髭剃ってもらうとき、椅子を倒して仰向け水平にされますが、蒸しタオルを顔に当てられて、ホカホカしてる間に寝ちゃうほど。

今までの記憶の中で唯一、寝られなかったのは大学で卒論書いているとき、ある実験の経過観察を30分置きぐらいにしなくちゃいけなかったのですが、流石に3日4日と研究室張り付きが続くと疲労困憊で家に帰って寝たくなります。
で、終電で帰って朝1時ごろ、家について布団にもぐったのですがインキュベーターの中のサンプルがどうなっているのか気が気で眠れませんでした。
結局始発を待って研究室に向かったという。帰らなきゃよかった。

というわけで毎日爆睡してます。
posted by 我楽思案 at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年04月18日

40KHz再生検波ラジオ試作。

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昨日巻いたコイルを使って40KHzのJJYを受信してみようと思い、2SK192A-Yで再生検波ラジオをブレッドボードで作ってみました。
なんで再生検波にしたかというと、簡単で高感度というのももちろんあるのですが、オシロで発振周波数を確認することで40.0KHzに同調取ることができると考えたからです。
こんな低い周波数を発振したり検知したりできる測定器は手持ちではオシロしかありません。

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これが今回作る40KHz専用再生検波ラジオの全回路図です。
AF OUTが乱暴ですが、このあとにゲルマダイオードで簡単な検波回路を入れるとよりいいかもです。
ドレインとST-30の間にRFCをかましてそこからキャパシタ経由でAFを取り出せばGoodなのですが、なんせ今回は40KHzです。40KHzってRFC??? って感じなので、こんな簡易回路で済ませました。4.7Kぐらいの抵抗を入れとくのでもいいかもですね。

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まずは下準備。
再生帰還回路用の帰還コイルを新規に巻きます。
バーアンテナにすでに巻いてある同調コイルの上にかぶさる程度のボビンを適当に用意し、50回ほど巻きます。
40KHzなんつう低い周波数のラジオを作るのは今回初めて。帰還回路の結合度とか結合キャパシタとかそのへんの相場感が全くわからんので、帰還コイルを物理的に動かすことで帰還量を調整しようという魂胆です。

簡単な回路なので、ブレッドボード上で10分間もあれば組み上がります。
しかしこんな、中波とか短波で使っていた再生回路と全く同じ構成で40KHzなんつう超低い周波数で発振するんか? なぞと思いつつ電源入れてみればなんと一発で発振。

R0014874.JPG

発振周波数は出た目でこんな感じでした。

2200 [pF]で、47.6 [KHz]。
4400 [pF]で、36.4 [KHz]。

これから逆算すると同調コイルのインダクタンスは 5000uHぐらいですかね。
10回巻いて10uHだったので、5000uHになるには224回巻きとなります。実際巻いたの226回なのでほぼ理論値ぴったり (^^)/

R0014876.JPG

4400pFで同調コイルの位置をフェライトバーのはじっこに移動させると、ちょうど40.0KHzに同調しました。
この状態で、LM386で作った汎用AFアンプを繋げて音を聴いてみますと・・・



なんスかこれ?
これ、JJYの信号じゃないですよね? JJYの信号なら秒信号が1秒刻みでもっと綺麗に聴こえるハズ。
アンテナ外すとなにも聴こえなくなるので、外来電波であることは間違いないです。
なんじゃこれは。

わけがわからん。

しかもこんな低い周波数、クロスリファレンス取れる機材はありません。なんだかさっぱりわけわかめの電波を受信してますが、再生回路は40.0KHzで発振してますから、40.0KHzを受信していることは間違いなさそう。

う〜〜〜・・・ 今日、40KHz専用再生検波ラジオを作ってみて、なんらか謎電波を受信できたわけですが、なんかこう、ぶっちゃけ言うと、おもしろくない。つまらんなぁ長波って(爆)。
なんかこう、私の波動とマッチしないというか、謎電波受信したけどこれをこれ以上解明する気が起きないというかなんちゅうか本中華。

と、いうわけでこの超長波受信用の同調コイルセットは、丁重に保管されることとなりました。

R0014882.JPG

今回得られた知見として、同調がめっちゃシャープだってこと。
再生かけたってこともあるとは思うのですが、今回の回路構成で受信できた 40.0KHzの謎電波。コイルの位置を変えて例えば同調周波数を 40.1KHzにするともう受信できません。

極めてクリティカル。

再生検波のストレートラジオで100Hzを分離できるんか? って、にわかに信じがたい現象だったのですが、これ、100倍すれば 4.0MHzで 10KHzの分離ですもんね。

それなら全然出来るわ。

長波、超長波の同調回路はかなりセンシティブです。
posted by 我楽思案 at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年04月17日

ヒマ潰しに超長波受信用同調コイルを巻く。

今日は夕方から春の嵐になるとかで、16時27分現在すでに雨が降っております。
日課のお散歩は雨でお休み。ヒマなのでVLF受信用の同調コイルを巻くこととしました。

R0014865.JPG

このフェライトバーに巻きます。
フェライトバーにバーアンテナとしての機能は期待しませんので、折れてるヤツで充分。折れた長いほうのバーに巻くこととしましょう。

このフェライトバー、買った時はセンター付近に10回巻きで10 [uH]程度の比透磁率でした。
が、折れて極端に短くなってしまったヤツを使うので、簡単にまた測ってみますと・・・

R0014868.JPG

やはりセンター付近に10回巻きで10 [uH]程度でした。折れて短くなってもあんま関係ないんですね。

目標8000 [uH]とすると、282回巻くこととなります。φ0.18 [mm]のPEWで巻きますから、1回当たり0.25ぐらい? x 282 = 70 [mm]程度の長さのコイルが出来るかと思ってそのつもりでボビン的なものを作ったつもりだったのですがなにを勘違いしたか、随分短いものを作ってしまい結果、226回しか巻けませんでした。

R0014871.JPG

まぁでもきっと大丈夫でしょう。10回巻きでアタリ測定したときの線は普通のリード線でしたので線間が結構離れてます。今回巻いたのはPEW。びっちりキチキチに巻いてるのでインダクタンスは高くなる方向にブレます。
案外これで目標値近くに行ってるかもしれません。
セメダインスーパーXでポッティングしてしばらく養生です。

問題はこのコイルが実際いくつのインダクタンスになっているのか? をどうやって調べるか・・・です。
自作インダクタンスメーターは、1.0〜16 [uH]と、80〜660 [uH]しか計測できません。

ここはお得意の再生検波超長波ラジオとしてしつらえて、再生かけて実際に発振させてみるのがいいですかね。

posted by 我楽思案 at 16:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年04月12日

22.2KHz同調回路の検討。

日本の海上自衛隊の対潜水艦通信であるJJI / 22.2 [KHz] をターゲットとした同調回路を検討してみました。
同調コイルはフェライトバーアンテナ。昔、秋葉原のシオヤさんで買ったフェライトバー(その時の記事はこちら)があるのでそれに線を巻きます。

これ。

20080229_0.jpg

20080229_1.jpg

買ったときの記録にはバーの真ん中あたりに10回巻くとちょうど10 [uH]とあります。

LC同調回路の共振周波数はいつものあの式で計算できますが、LとCのバランスってどうなんですかね? 最適なバランスがあると思うのですが。

22.2 [KHz]の同調コイルなんていうととんでもない回数巻かないといけない感じがしますが、理論的にはキャパシタの容量を増やせばその分、コイルの巻き数は少なくて済みます。

でもですよ。例えば極端に1.0 [uF]とかブチ込んでコイル20回巻きで済ませよう・・・なんてしても相当Qの低い回路になりそうですよね。

このへんのバランスがどうなのか、現在時点で知見がないので中波ラジオをベースに検討してみます。

中波の場合、だいたいこんな感じ。

コイル:330 [uH]
キャパシタ:250 [pF]
で、共振周波数が、554 [KHz]。

これをベースにコイルとキャパシタを同じ係数倍していくと・・・

コイル:8236 [uH]
キャパシタ:6240 [pF]
で、共振周波数が、22.2 [KHz]。

となります。
10回巻いて10 [uH]だったので、これを 8236にするためには287回巻けばよいことになります。
巻けない数じゃないですね。

φ0.18のPEWを使えば長さ60 [mm]ぐらいのコイルとなります。

早速巻き巻きしましょかね。
キリのいいところで300回巻きますかね。バーを動かせるようにしておけば、インダクダンス変えられますし。

posted by 我楽思案 at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼

2021年04月11日

超長波の世界への入口。

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やばい世界です。
1T4再生検波の自作短波ラジオが完成を見たので次のテーマをあれこれ物色していたのですが、今、長波ってどうなってるんだ? 昔昔、中坊時代に受信してみようと思ってみたもののあまりの(周波数の)低さにさっくり断念した対潜水艦通信って、ひょっとして今の私なら受信できるんじゃね? なんて思いつつあちこち調べてみたら、これは本当にやばい世界であることが判明しました。

おさらい。中波より低い周波数帯域の分類(上から降りていきます)。
長波(LF)   :300〜 30 [KHz]
超長波(VLF): 30〜 3 [KHz]
極長波(ULF): 3〜0.3 [KHz]
極長波(SLF):300〜 30 [Hz]
極長波(ELF): 30〜 3 [Hz]

100KHzまでは受信できる受信機ってありますが、それ以下はまずお目にかかりません。
みなさんお馴染み電波時計の周波数が、40 [KHz](東日本)と 60 [KHz](西日本)です。
今は廃止されてますが、20年ぐらい前まで船舶等で使われていたオメガ航法と言う位置検出用の電波が10 [KHz]ぐらい。
10KHzっていうのでも充分おののく低さですが(だって可聴周波数帯域ですぜ)、「世間の電波の最下限ってこのへんだろ。」「極長波なんて分類だけはしてあるけどこんなとこで通信できんべ。」っていう認識だったんです。

一昨日までは。

調べてみるとなんと! アメリカ合衆国海軍の対潜水艦通信で使われている周波数は 76 [Hz]。typoじゃないですよ。間違いなく[Hz]です。
そしてロシアは82 [Hz]
日本の商用電源周波数のちょい上、オーディオで言えばウーファーが担当するような領域の周波数で電波による通信が行われているとのことなんです。

え"〜〜〜 ですよね。

これ、同調回路とか高周波増幅とか検波とかでなしに、ウチにあるオーディオアンプの入力にアンテナ繋げば受信できるんじゃね? と思って調べてみたらまさにその通りなようで、VLF受信愛好家たちは、PCのマイク入力にアンテナぶっこんでオーディオ帯域のスペアナソフトで受信しているんですと。

新たな世界の発見にこんなにも驚いたのはSDRの存在を知ったとき以来です。

というわけで私も早速スペアナソフトをインストールして動かしてみたの図が上のキャプチャー画像です。

まずは小手調べとして、このスペアナソフトを使ったPC受信環境で以下の局の受信を目指してみます。

JJY電波時計福島:40.0 [KHz]
JJIえびの送信所:22.2 [kHz] 海上自衛隊潜水艦通信用

192 [KHz]サンプリングのサウンド入力A/Dアダプタがあるのでそれを使えば96 [KHz]まではいけます。
電波の確認ができたら次は自作受信機での受信を目指します。
元ラジオ少年として、PC音声入力からのスペアナ可視化で「受信できた」なんて言うわけには行きません。
きちんと電磁波として受信し、検波して音声化できてやっと「受信できた」です。

でもこのレベルの周波数だと、ラジオの概念じゃないですね。オペアンプ使った狭帯域フィルタを作って、それで分離選択するって感じかなぁ。
いやいやちょっと待て。元ラジオ少年としてはやはりここはLC同調回路できちんと共振させて電波を取り出したいところ。

おいおい考えていきましょかね。

検索中に辿り付いたこちらのサイト RADIO WAVES below 22 kHz が大変参考になりました。

それにしても恐るべし世界に完全に足を踏み入れてしまいました。

そんなことより確定申告を早く済ませなければ。
posted by 我楽思案 at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 超長波(VLH)沼